シミができるのはなぜ?チェックしたい5つの原因

こんにちは、薬のやまさかの美容アドバイザー・山坂めぐみです。

「年々シミが増えている気がするけど、何が原因なの?」

「できたシミがどんどん濃くなっていくのは、どうして?」

このような疑問を抱えている女性は必見!

今回は、シミができる5つの原因をわかりやすく解説しながら、予防・対策についてもお話していきたいと思います。

これ以上シミを増やしたくないと思っている方も、ぜひ一読くださいね。

シミができる5つの原因

私たちのお肌にシミができるとき、大きくわけて5つの原因が関わっています。

紫外線、ターンオーバーの乱れ、ホルモンバランス、炎症や摩擦などの外部刺激、活性酸素の増加などです。

ひとつずつ解説していくので、あなたのお肌や習慣と照らし合わせながらチェックしてみてください。

【原因1】紫外線によるメラニン生成

シミの原因として一番にあげられるのは、ズバリ『紫外線』です。

私たち人間の皮膚は、紫外線などの外部刺激から肌細胞を守るために、黒色メラニンが生成されるようにできています。

特に、紫外線のなかでもUV-Aと呼ばれているタイプは、お肌の表皮から真皮まで届いてしまう厄介者。

これが、メラニン色素を作り出すメラノサイトを活性化してしまうんです。

その結果、みなさんが良くご存知の『日焼け』が起こります。

子供の頃は、夏休みに真っ黒になったとしても、秋~冬にもなれば肌の色が元通りに落ち着いた記憶がありますよね。

しかし、加齢などが原因で代謝が低下すると、メラニン色素がスムーズに剥がれ落ちなくなってくるのです。

これこそが、シミの大きな原因だといわれています。

【原因2】ターンオーバーの乱れ・代謝の低下

私たちの肌細胞には、一般的に28~45日程度のサイクルで新しく生まれ変わる機能が備わっています。

『ターンオーバー』という言葉なら、みなさんも良く耳にするのではないでしょうか。

実は、このターンオーバーは年齢を重ねるごとに、その周期が長くなっていくといわれています。

10代や20であれば、1か月程度で肌細胞の総入れ替えが行われるのですが、加齢とともに代謝が低下し…

40代や50にもなると、古い細胞がなかなか落ちてくれなくなってしまうんです。

ここで重要なのは、紫外線によって生成されたメラニンも、本来であればこのターンオーバーで剥がれるはずだということ。

しかし、お肌の老化をはじめ、代謝や皮膚再生能力の低下が起きると、メラニンを上手く排出することができず『シミ』として残ってしまうのです。

【原因3】ホルモンバランス

シミの原因には、女性ホルモンのバランスも大きく影響してきます。

特に、妊娠や出産、更年期などでは、ホルモンバランスが崩れやすく、このせいでメラニン色素の生成が促され『シミ』ができやすい時期といわれています。

その他、ストレス、睡眠不足、慢性疲労などが引き金となって、女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことも多いため、生活習慣には十分注意しましょう。

【原因4】炎症や摩擦などの外部刺激

すでにお話した通り、シミの元となるメラニン色素は、お肌を守るために作られるものです。

そのため、ニキビや傷、虫刺されといった炎症、摩擦刺激などが原因となって、シミが発生することも少なくありません。

また、シミ対策用美容液やクリームを塗る際にも注意が必要。

「しっかり塗りこめば効果がありそう!」と、グリグリ擦りつけるように塗ってしまう方がかなり多いのですが、これは絶対にNGです!

この摩擦刺激によって、シミがさらに濃くなってしまうケースも。

せっかくキレイになりたくて行ったケアが、まさかの逆効果になるなんて悲しいですよね…。

あなたのお肌は想像以上にデリケート。

できるだけ優しく、そしてどんなときでも丁寧なケアを行うよう心がけましょう。

【原因5】活性酸素の増加

シミの原因5つ目は、『活性酸素』によるものです。

この活性酸素とは、他の物質を酸化させるパワーが強い酸素のことをいいます。

もちろん、すべての活性酸素が悪者なわけではないのですが、増えすぎてしまうと老化や生活習慣病の原因になるため、注意が必要です。

特に、大量の活性酸素はメラニン色素を作り出すメラノサイトに刺激を与え、シミが増えたり濃くなったりすることも多いといいます。

活性酸素は、加齢をはじめ、紫外線や喫煙ストレスによって増加することがわかっています。

タバコやストレスは美容一般にも「良くない」とされていますが、シミが気になる方は特に禁煙、上手なストレス解消法で活性酸素を減らしていく努力をするべきです。

これ以上増やさない!シミの正しい予防方法

シミを増やさないためには、とにかく『UV対策』が重要です。

日焼け止めは、真夏だけでなく1年中使用するべき。

特に、露出の多い部位(顔や手の甲など)は、通年で紫外線対策を心がけるようにしましょう。

「日焼け止めはベタつきやテカリが気になるから、あまり好きではない」という女性も多いかもしれません。

その場合には、油分の少ないサラっとしたテクスチャの製品を選ぶことをオススメします。

完全オイルフリー!サラサラな使用感
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また、食生活の見直しも大切。

特に、抗酸化作用の高い「ビタミンCは、食品からも積極的に摂取しましょう。

キウイフルーツやオレンジ、ブロッコリーなどに多く含まれているため、食後のデザートやサラダとして上手に取り入れてみてくださいね。

特に、甘みがあって美味しい『ゴールドキウイ』なら、たった1個で1日分のビタミンCを摂ることができますよ。

その他、毎日当たり前のように行っている洗顔やスキンケア時に、お肌へ余計な刺激を与えないように心がけることも大切です。

できてしまったシミへの対策は

すでに生じてしまったシミに関しては、内部からのアプローチとして『飲むシミ対策』が効果的。

シミやそばかすに効果的だとされている『トラネキサム酸』をはじめ、L-システインビタミンCなどのサプリメントを継続して摂取することをオススメします。

ただし、これらの成分を摂るだけでは、すぐに効果を実感しにくいのも事実です。

そのため、同時に毎日の洗顔・スキンケアの見直しも必要不可欠となります。

詳しくは「シミ対策」でも解説していますので、ぜひご覧くださいね。

まとめ

今回は、シミができる5つの原因についてお話してきました。

20代や30代と同じようなケアを続けてしまっていると、気付いたときには「シミが増えて濃くなってる!」なんてことも!

これ以上シミを増やさないためにも、毎日の紫外線対策と生活習慣、スキンケアを見直して、いつまでも若々しいお肌をキープしていきましょう。

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